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その結果として親の虐待や経済的要因などで児童養護施設に入所する子どもが増加してしまう。
現在の100年に1度の大不況の現在では・・・
ある母親がうつを患い、一日中だるくて寝ている状態となった。子供の食事も作れず、服はボロボロ、入浴もほとんどできない状況であり、なにより部屋がゴミ屋敷のようになっていたケースがあったという。
いろいろ話し合った結果、その子は児童養護施設に預けられることになったという。
さらに親のうつが理由で、乳児院に預けられる子どもも増えている。
失業や離婚がもとで子どもを育てられなくなる親が多いという。かつては、施設に入所する児童や乳児というのは、ほとんどが親を亡くした子どもだった。
2005年の全国乳児福祉協議会の調査によれば、入所理由のトップは母親の精神疾患である。全体のほぼ18%(約3200件)だ。15年前の約10%(約2640件)と比べても増加していることがわかる。
雇用不安、社会不安が高まる今の時代、いつもの日常を送っていたはずが、ある日ちょっとしたことで足を踏み外し、子育てができなくなってしまうという。
以前から話題になっている産後うつで児童虐待してしまうというNEWSはよく目にするが、現在、そこに失業や収入減といった経済的な要素が加わっていると思われる。
子育てできない親の子どもたちは、どんな運命をたどるのだろうか。
よほど意思の強い子はどんな逆境にも負けずに強く生きていくのであろうが、たいていの人間はそんなに強くない。
親がいない上に虐待によるPTSDや貧困の負のスパイラルなどを乗り越えて行ける子供がはたしてどのぐらいいるであろうか・・・。
少子化のなか子育て支援や子供を増やす政策などが叫ばれる時代であるが、やはり親になるということは大変な責任があるし、責任感をもっていなければならないと思う。
何より大切な命に関わることであるから