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やらなければならないことが増えるとうつ病患者が増えるというものです。
一概には言えないかもしれませんし、そして一見あたり前のような感じもしますが・・・
大学生は最低限のゼミや授業を受け、あとはバイトをしたり、運動をしたり、サークルや部活をしたり、合コンや交流会をしたり、自分のやりたくないことを選ばない自由が多いのだそうです。もちろんやらなければならないことが多く、精神的にゆとりのない大学生もたくさんいますが、概して全体的に親の経済力に守られ、自分のやりたくないことを選んでやらない自由が多いらしいです。
一方30代~40代は子育てなどが増えたり、部下と上司の板挟みにあう時期であり、また子供や家庭があるために、やりたくないからといって投げだすことができない・・・
つまりやりたくないことが生活の中に占める割合が多くなる人が多いそうです。
また若い人でも受験という環境となりやりたくないことが増える時期や学生~社会人になって少し経った時期などにうつ病が増えるといいます。
昔の人もやりたくないことはたくさんあったと思います。ではなぜ現在うつ病を発症する人が増えているのでしょうか??
全体の数としてうつ病が20年~30年前に比べて増えているかはなんとも言えませんが、少なくとも自殺者は毎年3万人を超えています。
私は、現在は5万円以下の薄型テレビもあったり、手軽な携帯電話やパソコン、100円のハンバーガーや、1000円以下のジーンズなど発展途上国からみれば、一人一人の生活レベルは100年に一度の大不況とはいえ高いレベルにあると思います。
つまりやりたくないことをしなくてもある程度の生活はできる日本の環境なのに、やりたくないことを選択しなければならない矛盾に耐えられないのではないでしょうか・・・。
20年~30年前から思えば今は昔の人が目指した夢のような生活かもしれませんが、自殺者はたくさんいます。物があふれる夢のような日本の環境が皮肉にも死んでしまいたいと思う人が多くなる環境なのでしょうか・・・。
昔は苦難ややりたくないことの先に豊かな生活という希望があったため、精神的にある程度健康でいられたのではないでしょうか。
もうある程度日本人が目指していたレベルの生活に到達してしまったのでしょうか?これからの日本はどのような環境が良いのでしょうか・・・?
私も情報をたくさん集め勉強して自分なりの答えが出せたらと考えています。
特に学生を批判したり、日本の現状を批判しているわけではありません。私なりの考えですのであくまで一つの意見として考えて下さい。