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アメリカやフランスは日本の半分弱程度であるという。イタリアやイギリスは4分の1程度の自殺率。
やはり日本の自殺率は群を抜いて高いと言わざるを得ないようです。
WHOによると、人口10万人ごとの自殺率の上位10カ国中、6番目に日本の名前が挙がっているというから驚きである。
日本の自殺は、リーマンブラザーズ破たん以降の不安定な経済による事業の失敗や業務への喪失感に加え、責任を1人で抱え込んでしまうからうつ病の発症してしまうことと関係性があるのではないかと言われている。とりわけ日本は他国に比べて中高年男性が多いのだという。
他の国の情報では、アフリカやアジアの場合は、WHOに自殺に関するデータを提出していない国も多いこと、また飢餓や感染症などで多くの人たちが死亡する国では、自殺をしようという思考を持つ余裕がない。また中東の国々では、宗教の教えにより自殺の禁止を明記した項目があるため、自殺率が低いのだという。
何にしても3万2753人の自殺者がでる日本は生きづらい国なのであろうか・・・?
食糧難や病気で生きるか死ぬかの人達は自殺を選択する余裕がない。自殺を選択できるのは生きる上での衣食住のために必死では働かなくてもよくなったせいなのか・・・。他の国では薄型テレビが各家庭にあったり、100円でハンバーガーを食べたり、298円で優雅な食事ができたりする生活は、貴族クラスの生活に見えるのではないか・・・。
物があふれ、豊かになった国の行きつく先は自殺者3万人超というのは皮肉であり悲しい気持ちになる。
管理者も過労や患者の死などによりうつ病状態に陥ったことが何度かあるが、うつ状態の経験者からあえて言いたいことは良いことも悪いことも未来永劫続くものではないということ。
医療従事者でもうつ病になる者はたくさんいる。現在管理者も心のメンテナンスを続けながら、仕事を続けている。生きていればいつか辛い気持ちから解放されることもある。死んでしまっては何もかもおしまいである。
昨日2010/2/7に亀田大毅のボクシングの試合を見て大変感動した。それは彼が精神のどん底から少しずつ這い上がり何度も失敗しながらつかんだ栄光であるからだ。ほんとうかどうかはわからないが、彼も内藤選手に対する反則負けの後、自宅で包丁に視線が向いたというNEWSがあった。彼も一時はうつ状態にあったのではないかと推測する。
もともと亀田兄弟は素行や発言が悪くあまり好きではなかった。
しかし新チャンピオンになったとき思わず拍手を送り涙が出た。
管理者もどんなに辛いことがあってもけしてあきらめてはいけないと若干21才の青年から教えられた。
生きよう。
80才のじいさん、ばあさんになったとき「あの時はあんな辛いこともあったね」~、と笑い飛ばせる日はきっとくるさ
生きていれば・・・。