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 うつ病にまつわるNEWSを集めて紹介できれば・・・との思いを形にしてみました。図書館の本のようにお手軽に閲覧していただけたらと思います。 うつ病図書館NEWSへようこそ。

プロフィール
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医学図書館館長
性別:
男性
自己紹介:
 3年間地方病院での勤務を経て、関東地域のさまざまな在宅医療・介護現場で臨床経験を積みたいとの思いから東京都港区・新宿区・渋谷区・品川区・大田区など多くの地域での勤務を経験しました。
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 考え方や行動を修正することで落ち込みやストレスを軽減させる認知行動療法。この治療法がインターネットを通して行えるというシステムが始まったというから興味深い。

 恋愛や人間関係、仕事や学校などで落ち込んでしまうことは人間なら誰でもある。ストレス社会といわれている現代で、上記のようなことからうつ病を発症してしまう人が年々増えている。

 このような現状から・・・



 インターネットを使用しての認知行動療法が日本でも始まったという。

 じつはアメリカではこの手法を利用したネット療法は以前から広がっているのだという。

 イギリスでは軽度のうつ病患者に対して、コンピューターによる治療法を国を挙げて薦めているのだという。

 今後日本でも厚生労働省が、専門家の養成や診療報酬の点数化に向け動いているという。



 この認知行動療法は、精神療法の中では治療効果が高いものであると実証された治療法である。
 
 治療を受けている人は100万人を超えているといううつ病。一説では、生涯で10人に1人がかかるとされている。

 まさに国民病である。
 
 100年に1度といわれる世界同時不況に突入してから1年半、子供も大人も不安定な社会情勢から、今後もうつ病患者は増加してくるのではないかと考えられる。



 そのような現状で、インターネットを利用した認知行動療法を始めた会社はサイト運営会社ウーマンウエーブという会社である。

 この会社が始めた「うつ・不安ネット」(
http://www.cbtjp.net/)は2010年1月31日に既存のこのサイトで一部サービスを始めているという。
 

 様々な物事に悩む人が、そのときの心情などを書き込むと、心が軽くなる思考法が自動返信されるサービスであるという。

 インターネットは日本でもずいぶん浸透してきましたが、このような形で認知行動療法が行われるというのはおもしろいですね。

 心のリハビリはインターネットを通じて行われる日がくるのかもしれません。

 ただし、対面による会話も精神面の治療にはかかせないと思いますので、あくまで治療の一環として考えることが大切であると思います。
 



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